誘われて・・・
こんな感じで始まったあたしの恋
突然呼ばれてびっくりしたけど、・・なんて・・背が高いんだろう。
あたしがちっちゃいから余計に大きく感じるなぁ。
『背が高いのに、顔・・小さいんだぁ』なんて思っちゃった。
よく見ると綺麗な顔・・・
最初は子供みたいだって印象だったけど・・・
「なぁ、一人で何やってんの?」
「・・・うーん。 ちょっとブルーなことがあったから その辺・・・ドライブってとこかな・・・」
は自販機で買った暖かいコーヒーを手に答えた。
啓介は眩しい位の黄色いFDに寄りかかっていた。
『RED SUNS ? なんだろ・・・それ・・・』
金髪を思わせる茶髪・・・ツンツン立たせてる
それだけでも目立つ・・・
おまけに顔もいいし背も高い
周りの人が『おっ?』って顔してる。
しばらくの間、啓介が大学生であることや、アニキの話をしたり
も大学生である事、そんな話をしていた。
時折、秋風がの髪を揺らす
はベビーフェイスなのだが、ふとした眼差しが挑発的。
「(こいつ、かわいいんだけど・・・なんだろな・・・ 瞳が・・スルドい・・ちょっとそそるんだよな・・) ふぅん、・・・車はどこにあるんだよ?」
「あぁ、あれよ」
が指をさした先には赤のかわいいラパン。
「なんか・・・イメージにあってるよ、ちっちぇーしなっ・・・おまけに・・・」
『かわいいしな・・・なんて言えねぇよ』
「おまけに?」
「・・・赤は止まれ だ」
「??? (苦笑)」
「(苦笑)名前は?」
「・・っていうの・・・・・・・・」
「俺は啓介。高橋啓介ってんだ」
「・・・(どこがで聞いたような・・・)よろしくネ、高橋さん」
「啓介でいいよ」
「・・・啓介・・さん」
「けーすけっ。 なっ? 少し付き合わないか? 俺、実は腹減ってんだよぉ」
「あ、うん。あたしでよければ・・」
「がいいんだよ。行こうぜ」
「(やだ・・・なんか・・・恥ずかしいっ)///」
「この先に店があるんだ。知ってるか?」
「うん」
啓介はFDに滑り込むように乗ると、ロータリーサウンドを
響かせながら車を出した。も続いて・・・
あまり運転が得意ではない。
そんなにFDが心なしかペースを合わせている。
駐車場に二台が並び、少し離れた距離を保ちながら二人は店に入った。
白を基調とした店内。はこの店に初めて入った。
窓際の丸いテーブルに案内された。
外の景色は峠のせいか、ゆっくりとした時間を思わせる。
二人は迷わず並んで座った。
「、何がいい? ここのマルゲリ−タは、うまいんだぜぇーっ」
「・・・うーん、ピザもいいよねぇ・・・パスタとどっちにしよっかなぁ・・ あーっ、トマトベースとか・・どっちにしようーっ」
が困った時に出る癖・・・小さな両手ですぐ口を隠す癖。
「///・・・(ちっちぇー手っ///・・・)じゃあ、こっからそこまでにするか?」
「あぁ、そうだね・・って食べれないからっっ
啓介・・と同じのにする」
「決まりだな。」
名前を呼んだ時、少し ドキッ ってした。
啓介の顔が、あまりにも近くにあるから・・・
『啓介の瞳・・こういうの、切れ長っていうんだろうなぁ、 ・・・・・やだ、ずーっと見ちゃった/// あれ? 気づいてないのかなぁ・・よかった///』
「・・・あんま、っ見るな、照れるから・・・」
「///・・・」
そういって啓介はの髪を優しく、優しく 撫でた。
の髪は少しパーマのかかった茶色い髪・・・
『もう駄目 /// 心臓爆発しそうっ /// 』
周りの客が少しザワザワし始めている。
今のの耳には当然入ってこない。
「あれ? 高橋啓介じゃないのかな? 俺、前に雑誌で見たぜ」
「あーっ、ほんとだぁーっ///・・・でも・・・女連れてるよぉ」
「彼女かなぁ?」
「・・・くやしいけど、あたし負けてるぅ」
「なんか・・・お似合い・・・って感じだな」
「・・・うん」
「なぁ、って、いくつ?」
「21だよ?」
「同じだな」
「!!! 上かと思ってた」
「それって俺が老けてるってコトかよ? ・・・ガッカリだぜ・・・」
「/// 違うのっ! 大人だなぁって思ったの・・」
『だって・・・なんか大人の色気っていうのかな・・ 別に格好つけてる風じゃなくて・・・しなやかな動線っていうのかな・・』
「家はどこなんだよ? 近いのか?」
「秋名湖の近くなの」
「赤城まではるばるブルーなドライブしに来たって訳か」
「(笑)そんな感じ。けど、落ち着いたよ」
「なぁ、携帯とアド、交換しようぜ?」
「いいよ」
二人は隣あって交換した。
待ち受け画面を見せ合って笑ったりした。
時々、気づかれないようにそっとお互いを見つめる。
啓介の横顔・・・///
の横顔・・・///
どれ位時間が経ったのだろう・・・
外は見下げる景色が宝石になっていた。
次に行くぜ?